アッシャーマン症候群でも希望を持って

重度アッシャーマン症候群。妊娠は無理と言われましたが奇跡的に妊娠。流産という残念な結果になりましたが、100%不可能はないということを同じ症状の方に知ってもらいたいくて書いています。

いよいよ手術の日

ようやく手術の日をむかえます。

入院は2泊3日。1日目の午後に病院へ入ります。

 

病室に着き、まず看護師さんからこの三日間の大まかな内容と手術の説明を受けます。


その後麻酔科医が訪れて全身麻酔の説明をしてくれます。

夕方には林先生より ラミナリア といって
子宮口を広げるための処置がされます。


このラミナリアなのですが
ネットでは痛いなどと書かれていたのでかなりビビってはいたのですが
私の場合痛みも全くなくあっという間に終わってしまいました。(先生にもよるのかな?少し拍子抜けしました)


夕食をとった後は
21時以降はOS-1以外は食べたり飲んだりは禁止になります。

明日のこの時間にはもう手術は終わってるんだなあと思いながら眠りにつきます。

 


2日目 手術当日です。


午前中の手術だったのですが
前の人の進み具合により時間は予定より前後するということでした。

手術には家族の付き添いが必要になるので主人に来てもらいました。

 

さて前の人が終わりいよいよ私の番。

オペ室は初めて入ったのですが
ドラマで見るような臨場感そのものでした。

 

ベッドに横たわりあれよあれよという間に準備が進んでいきます。

その流れにすごいなーと感心しながら

心の中では麻酔がどうか怖くありませんようにと祈っていました。

 

実は出産の時、緊急帝王切開になり

部分麻酔が効かず全身麻酔をしたのです。

眠っている間 何とも言えない嫌な感覚を味わって(映像がコロコロかわってイカれた世界!)

もう絶対全身麻酔はしたくない!と思ったのです。

 

そんなことがあったので手術よりも麻酔に恐れていたのですが

点滴から麻酔しますねーと数を数えてくれている途中から意識を失い、目が覚めた時は手術は終わっていました。

(怖い幻想はみなかったのでホッとしました)


術後は麻酔のせいでぼーっとしていますので
ベッドの上で安静にしています。

子宮に痛みもなく本当に手術したのかなと思うくらい全く体感はありませんでした。

 

夕方に林先生の診察があり手術のお話しをうかがいます。

 

林先生からは、

「できる範囲の癒着は剥がしたが

ただまだ見えないところで癒着はあるかもしれない」

「今は癒着防止のリングが入っているが
外した後に再度癒着する可能性もある」

と説明を受けました。

 

重いものを持ったり、走ったりしていいのかと尋ねたところ、

癒着を防止する手立てはないので生活は通常通りでokとのことでした。


後は次回の診察で判断しましょうということで終わりました。

 


入院3日目。特に問題なければ午前中に退院になります。

 


ひとまず 手術は終わりました。