アッシャーマン症候群でも希望を持って

重度アッシャーマン症候群。妊娠は無理と言われましたが奇跡的に妊娠。流産という残念な結果になりましたが、100%不可能はないということを同じ症状の方に知ってもらいたいくて書いています。

二度目の手術が終わり現実を知る

ちょっと前回から間があいてしまいました💦

 

思った以上にこのブログを訪ねてくださる

方が多くビックリしています。

 

最後まで更新しますので

お付き合いくださると嬉しいです😊

 

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続きです。

 

 

二度目の手術も終わり

その日に林先生の診察があったのですが

 

どうやら再癒着していたようです。


ただ癒着といっても
壁と壁がベターっと重なり合う感じではなく 
壁から出ている絨毛のような
ふわふわしたもの同士がくっついている感じ。


それを チョキン ✂︎ しましたと話してくださいました。

 

そして出来る限りの剥離はしたので
もうやることはないと。

 


退院後

 

前回と同様

一、二カ月で 癒着防止リングを外します。


その後数回の受診を経て

川崎病院への通院は終わりとなりました。

 

(林先生ありがとうございました!)

 


そして改めて

地元の病院に報告にうかがったのですが

そこで現実の厳しさを知ることとなります。

 


私の子宮内は
剥離したことにより内膜が傷つけられ 
本来なら排卵以降に厚くなるはずのものが薄いままで
その薄さも 着床できる程に達していない。

 

さらに
子宮内に水が溜まっていて(瘢痕部に?)
着床には厳しい状態。

しかもそのせいで受精できるかどうかも不明

 

先生の見解では相当難しい状態のようでした。

 

 

林先生からは受診するたびに


“ 癒着は剥がした後が難しいんだよ
再度癒着する可能性もあるし
子宮内膜が薄くなるし
こればっかりはどうなるか分からない ”


そう言われていたので
現実はそう簡単にいくものではないと
思ってはいたのですが


剥がしたから大丈夫でしょ
という能天気な自分がいて。。。

 

頭を鉄の棒で殴られたような

ショックを受けました。

 

 

そしてさらに

どん底へ突き落とされます。

 

その後数回通って 排卵前と排卵後の内膜の状態
を診ていただきましたが


通い続けても
進展はないと思ったのか


ある時先生の口から


(濁らせる形ではありましたが)

 

『無理 』

という言葉がでました。
 


不妊治療専門の先生って
この言葉はよっぽどじゃないと使わないだろうと思うんですよね。


だから先生も本当に躊躇って
淡い期待を持たせることこそ罪と思い
おっしゃったんだろうと思いました。


真摯に向き合っていただいた先生が

断言に近い言葉でおっしゃったので
自分の置かれた状況を受け止めなければと思いました。

 


それまでも何度か
剥離手術をしても
妊娠できる確率は数パーセントあるかないか
と言われており


そのくらい重症だということは自覚していたので
心のどこかでは覚悟していました。

 


でも やはり
現実を突きつけられると、、、。

 

 


アッシャーマン症候群とわかってから
何度も何度も崖に落とされましたが
(その度に這い上がるの繰り返し!)

 

 

最後は奈落の底という感じでした

 

 


先生からは
難しいと思うけど体外受精の選択もあると
精一杯のご提案もいだきました。

 


けれど病院に通い続け 
結果に一喜一憂し
そこに注力してしまうよりは

 


自分にできることをしながら
日々の生活を穏やかに過ごすことの方が
私にとっては健全だと思いお断りしました。

 


今の医療でできることは全てやり尽くしたので
一旦終わりにして
後は自分の治癒力と受精卵の着床力に期待しよう。

 

 

 

最初にアッシャーマン症候群と告げられた時
私の酷さはレアなケースと言われ


その時思ったのです。


そんなレアなことに当たってしまったのなら
こんな状態でも妊娠できるという
レアなパターンにもなりうる!


(謎のポジティブさ 笑)

 


やるだけやって
落ち込むだけ落ち込んだので
時がたつうちにいつしか前だけを向く自分がいました。